今年で２回目となる公会堂コーヒー講座。国際コーヒー機関により，毎年１０月１日が「国際コーヒーの日」と定められているのだそうです。温かいコーヒーが恋しくなるこの季節，昨年に引き続き，館内でカフェを営業している，函館の老舗珈琲店「十字屋」より菅原社長を講師にお迎えし、コーヒーの魅力やこだわりについてたっぷりとお話を伺いました。

浅煎りや深煎りなど，焙煎時間の違いについてコーヒーチェリーの構造と共に教えていただきました。魚になぞらえた説明がとてもわかりやすく，浅煎りはフルーティーな豆本来の香りが楽しめるいわばお刺身のようなもの。深煎りはこんがり焼けた焼き魚，どちらにもおいしさや味わいがある。とのお話に，今度から浅煎りを楽しんでみよう！と思われた方もいたようです。

実際に淹れて飲んでみて，豆の種類と味の違いを比べました。私はこっちの方が好き，僕はさっきの方がいいかも？！と，ご自身の好みを感じ取れる時間になりました。

明治期に建てられた旧函館区公会堂。もしかしたら当時の人々も同じ場所でコーヒーを楽しみながらさまざまな話に花を咲かせていたのかもしれません。ご協力下さいました菅原社長，ご参加の皆さまありがとうございました。

　昨年度のコーヒー講座　　旧函館区公会堂内カフェ十字屋