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2024.12.25
イベント情報
【令和6年12月23日(月)】公会堂CityコンサートVol.3 遺愛学院ハンドベルクワイア ご好評のうちに終了
2024.12.25
イベント情報

今年も残すところ1週間と少しとなった12月23日の公会堂。たくさんの元気な生徒さんたちが来てくださいました。今年最後の公会堂cityコンサートは,遺愛学院ハンドベルクワイアの皆さまです。

指揮の水田先生の合図で,一斉にベルを構える仕草。ピンと張りつめた冬の公会堂の大広間に心地よい緊張が走ります。健気な姿にもう涙が出そうになったのは職員だけではないはず…。 聴き馴染みある,「G線上のアリア」からしっとりとスタート。今年創基150周年を迎えた遺愛学院の式典でも演奏されたという「I Need thee Every Hour」はとても素敵な曲でした。顔より大きなベルを持つ生徒さんもいました。

こちらは中学1,2年生7人による演奏。ハンドベルには色々な編成があり,こんな風に少人数でも奏でられます。音が紡いでいく様がとても面白い。早すぎないように,遅すぎないように,次のパートにうまく引継ぎ…みんなで一曲ができあがります。「ママがサンタにキッスした」とーっても可憐な音がしました。

賛助出演の高校生。さすが貫禄が違います! ハンドベル部は中学生のみの部活動だそうですが,こちらの高校生たちが中学生だったころは,ちょうどコロナの自粛期間真っ最中で,演奏活動の機会がほとんどなかったそうです。公会堂で演奏してみない?と水田先生の計らいで集まってくれた高校生たちは,久しぶりにハンドベルを手にし,中学生の練習が終わったあとに,遅くまで残って練習をしてくれたそうです。お勉強も大変な中,本当にありがとうございました。久しぶりの演奏といいつつも,高校生の余裕でしょうか?手つきも姿もカッコいい!音にも重みがありました。

ハンドベルというと手に持って振ることで静かに音を奏でるイメージがありますが,このようにテーブルに置いた状態ではじく。という奏法があるそうです。ポンポンとベースのような音が聞こえました。同じ楽器なのにアンサンブルのように音が広がります。

「サンタが街にやって来る」は,いつもニコニコ水田先生による手話も交えて盛り上がりました。客席の皆さんも手拍子をしたり手話をしたりと,楽しい時間を過ごせたでしょうか…?!

ひときわ大きな音で奏でられた曲がありました。「銀河鉄道999」。なんと,生徒さんたちから先生に「この曲やりたい!」とリクエストがあり,楽譜を取り寄せて練習したのだそうです。大広間の空間に銀河の線路が出来て列車が走り抜けていきました~。

アンコールには「きよしこの夜」。コンサートの最中,時々見かけていたこの長い楽器は「クワイヤチャイム」というもので,ベルとはまたひと味違う音がします。金属の鍵盤楽器ビブラフォンに似た音です。可愛いハンドベル,空間に響き渡るクワイヤチャイム,そして高校生たちの歌声に合わせて,お客様も一緒に歌い,和やかに終了しました。遺愛学院ハンドベルクワイアの皆さま,顧問のピーター先生,指導の水田先生,そしてご来館くださいました皆さま,本当にありがとうございました。

重要文化財 旧函館区公会堂
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名美興業株式会社は函館市より指定管理者の選定を受け箱館奉行所と旧函館区公会堂を維持管理しています。
  • 函館駅より車で10分
  • 市電「末広町電停」下車 徒歩7分
  • 函館バス「公会堂前」下車 徒歩3分