12/23（火）に行われた公会堂CityコンサートVol.2のご出演は，今年で3度目となる遺愛女子中学校ハンドベルクワイアの皆さんです。

小さなベル，大きなベル，テーブルなども全て生徒さんたち自らが運んでセッティング。日頃から市内各所で演奏しているだけあって準備もスムーズに進み，綺麗に並べられたハンドベルが奏でられるときを待っています。

しっとりとキャロルセレブレーション♪からスタートし，クリスマスソングだけではなく誰もが知っている名曲まで，ハンドベルで聞くと少し違った味わいです。響きのよい公会堂のホール特徴も相まって，心が洗われるひと時が続きます…。スポンジマットにベルを打ち付けポンポン！と打楽器のような音を出す場面も…！ハンドベルで奏でられる曲の楽譜は，ピアノのものとほとんど同じだそうですが，独特の記号がたくさん記されているそうですよ。1人1人がパートを紡ぎ一つの曲が出来上がります。1人がかけても成り立たない，息を揃えた演奏です。

中高一貫校である遺愛学院ですが，ハンドベル部は中学生だけの部活動なので，毎年3年生は，「先生，もう演奏できないの？」と少し心淋しい思いを抱えつつ高校に進学するそうです。公会堂Cityコンサートでは，そんなOGの子たちが登場する場面も・・・！1年ぶりや2年ぶりにハンドベルに触れるOGの皆さんですが，演奏の技術は今も健在です。

指導の水田先生が手話を教えてくださり、会場の皆さまが挑戦！私からメリークリスマス，あなたからメリークリスマス，皆さま，覚えて下さいましたか？！ハンドベルの音色と手話の歌が重なり、笑顔あふれる時間となりました。

演奏後は，ハンドベルに実際に触れることの出来る体験会です。こんなに大きいの？！と驚きの声があがるとともに，大変なのね！これからも頑張ってね！と労いの言葉を生徒さんたちにかけてくださったお客様，ありがとうございました。

顔より大きなベルを持ってみた（持たされた？！）男の子や，現役生から直接の演奏指導を受けるお客様も…こうやったらこんな音がでるんだね。と感心のご様子でした。

演奏中は真剣な様子の生徒さんたちですが，終了後はとてもリラックスした表情で，顧問のキーン先生，指導の水田先生とともに撮影タイム！　試験勉強，学校行事，他施設さまでの演奏会など，忙しい中で公会堂Cityコンサートのために一生懸命練習して下さったことと思います。本当にありがとうございました。皆さんのもとに，サンタが訪れますように…！

遺愛学院女子中学校ハンドベルクワイアの皆さま，OGの高校生，キーン先生，水田先生この度はありがとうございました。寒い中足を運んで下さったご参加の皆さまも，ありがとうございました。