令和６年度第１回目の公会堂Cityコンサート，ご出演はフルートアンサンブル　La pla Duoさんです。たくさんのお客様にご来場いただきました。山本さんの爽快なピアノ前奏から入る，ケーラー作曲「花のワルツ」からスタートです。誰もが知っているパッヘルベル作曲の「カノン」は最初のフルートのメロディを次のフルートが追いかけ，そしてピアノの右手が追いかけます。心地よいメロディと音色に，皆さまうっとり聞き入っていました。

フルートのことについて少し教えていただきました。今回は一般的なフルートとアルトフルートの２種類での演奏だったのですが，世の中には８種類ものフルートがあるとの事。小さいものは高い音色，大きいものは低い音色…と，可愛らしい音や落ち着いた音など，色々な音色を表現できる面白い楽器なのですね。

お二人の息はぴったりです。La pla は、ドイツ語の gute  Laune (ご機嫌良く)と plaudern (お喋りする)からつけたそうです。本当にその通り，二人で楽しくお話をしているかのよう。そして，函館山にほど近い公会堂の敷地内には，鴬などたくさんの野鳥が日々元気に鳴いているのですが，そんな鳥たちの歌声のようにも聞こえました。公会堂に春の音色が響いた午後のひとときでした。

ご協力いただきましたフルートアンサンブル La pla Duoの池田桂子さん，滝亜矢さん，ピアノの山本和生さん，爽やかな演奏をありがとうございました。そしてご来館のみなさま，本当にありがとうございました。